2017.03.25
今日は、赤いラベルの「サペラヴィ」(赤ワイン)と、緑のラベルの「ムツヴァネ」(白ワイン)2本のワインをご紹介します。
2013年、「日本の和食」等がユネスコの“無形文化遺産登録”にされた ことは既にご周知のとおりですね。実はその同じ年に、世界最古の製造法で造るワイン「ジョージアワイン」も登録されたのです。
世界最古??実はワインの製法は約8000年前から造られていることがわかっています。ジョージアは「ワイン発祥の地」とも呼ばれている場所です。トルコとロシアに挟まれた旧ソ連の1国です。ジョ―ジアって、アメリカっと思われる方もおおいかもしれませね。以前はグルジアとよばれていました。南コーカサス山脈の南側、黒海に面している国で昔ながらの製法で造られています。
驚くのはその製法が変わっているのです。ワインといえば、樽で寝かせて…というイメージですが、ここでは…「クヴェヴリ」と呼ばれる粘土で作った手作りの大きな壺を地中に埋め、その中にブドウの果実や種を丸ごと絞った果汁をいれて発酵させて造ります。【樽】ではなく、【壺】当然味も違うはずです(壺はオーガニックの蜜蝋でコーティング)この製法はジョージアの土壌や気候が生む高品質な葡萄だからできる自然派ワインの味であり、ここで脈々と受け継がれた伝統製法でもあります。
奄美の里では、この世界最古のワイン製法で造った2種のワインを販売しています。
赤いラベルの「サペラヴィ」(赤ワイン)1本1620円 瑞々しいルビー色が美しい。酸味とタンニンの調和がとれているので、お肉料理との相性抜群のフルボデイワインです。
緑のラベルの「ムツヴァネ」(白ワイン)1本1512円 コリアンダーとホワイトペッパー、リンゴのような香りが特徴で、レモンティーやスパイスを思わせる口当たりです。お寿司やおさかな料理にぴったりです。
世界最古からの変わらない醸造法でつくる、特別なワイン。時を止めて、あえて最古の製法にこだわることで一線を画す味と評されるワイン。これは通でなくても、一体どんな味なのだろうか?っと興味がわいてきませんか?奄美の里の2階リゾートレストランILMOLE(イルモーレ)にも入荷します。まずは一口そんな方はイルモーレでお試しあれ!!