南アメリカ原産のブーゲンビレアはルイ15世の命を受け1766年南半球調査を目指したフランスの艦長ブーゲンビレ中佐の名を取って命名されたオシロイバナ科のツル性低木です。花房に白色の小花を包むように紫桃、紫紅、桃,橙、黄色等の美しい3枚の包葉があり、熱帯地方では、グランドカバー、フェンス、庭木等の屋外で広く利用されています。ここ奄美の里でも奄美の奄の言葉の語源にも通じる「美しく覆う」ように庭園の至る所を年中飾って楽しませてくれます。又花と緑のガーデンウエデイングの主役としても欠かせない花です。
花 期 | 4~6月/10~12月 |
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一般名 | ブーゲンビレア |
別 名 | イカダカズラ |
種 類 | - |
科目/属名 | オシロイバナ科/イアカダカズラ属 |
原産国 | 中南米 |
分 類 | つる性低木 |
樹高/草丈 | - |
花言葉 | 情熱、魅力 |
花の色 | ピンク 紫 赤 黄色 白 |
奄美の里内にあるアコウは樹高25m。クワ科イチジク属の常緑樹、亜熱帯植物で親木に寄生して、親木を覆いつくしてしまう、樹木のひとつです。戦時中米軍の機銃掃射を受けて幹の部分から煙を吐きながら燻り続けましたが自然鎮火、数年後には昔を凌ぐ生命力を誇ったと言う伝説の巨樹です。葉はガジュマルより大きく、イチジクに似た果実がたくさんつき、熟すと赤くなります。常緑樹で、新葉の出る前に一斉に落葉し瞬く間に新葉が展開していきます。そんな巨樹の姿を奄美の人々はケンムン(妖怪)が潜む木として恐れ崇めました。
一般名 | アコウ 榕、赤榕、赤秀、雀榕 |
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別 名 | オホギ |
種 類 | - |
科目/属名 | クワ科/イチジク属 |
原産国 | 沖縄~東南アジア |
分 類 | 半常緑高木 |
樹高/草丈 | 約10~ 20m |
花言葉 | 情熱、魅力 |
花の色 | - |
産地は、タイ、ラオス、ミャンマー、インド北部などの海抜1,000~2,000mの山岳地帯です。熱帯アジアを中心に、自生しています。デンドロビュームは樹上の高さ1~2mの高さの所に根を広げてついている、着生ランです。園内のあちこちの樹上にみられ、花は華やかでかわいらしく沢山の花を咲かせます。
花 期 | 5~6月 |
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一般名 | デンドロビューム |
別 名 | - |
種 類 | セッコク、交配種 |
科目/属名 | ラン科/デンドロビウム属 |
原産国 | 熱帯アジア |
分 類 | 多年草、着生蘭 |
樹高/草丈 | 20cm~80cm |
花言葉 | わがままな美人、天性の華を持つ |
花の色 | 白 |
車輪梅は低木の木で、車輪を模したような白い小さな可憐な花を咲かせます。しかし、この木は大島紬の泥染めには、無くてはならない木です。大木にはなりませんが、奄美大島では自然に多く生息していました。この木を砕いて何時間も煮込み、染液を取出します。絹糸をこの染液に付け染めた後、鉄分を含んだ肌理の細かい泥田の中で揉み込み、数回、重ね染をすることで、独特の黒い色に染まっていきます。この木、シャリンバイは公害にも強く、近年、品種改良により丸葉のもの、花がピンクのものも開発され、各地の道路の緑地ベルトにも使われています。
花 期 | 4月中旬~5月 |
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一般名 | シャリンバイ 車輪梅 |
別 名 | - |
種 類 | - |
科目/属名 | バラ科/シャリンバイ属 |
原産国 | 日本 |
分 類 | 常緑低木 |
樹高/草丈 | - |
花言葉 | - |
花の色 | 白 |